結論から言うと、自作PCをやめるべきかどうかは、人によって異なります。
本記事では、なぜ自作PCはやめとけと言われるのか、そして自作PCが向いているのは、どんな人かを説明します。
自作PCやめとけといわれる理由
自作PCを「やめとけ」と言われる理由は、主に以下の3つです。
- 価格差があまりない
- 作る手間とハードルが高い
- トラブル発生時の原因究明が難しい
価格差については、BTOメーカーの競争が激化したことにより、自作PCとBTOの価格差が縮まってきています。特に、高性能なゲーミングPCやクリエイター向けPCでは、BTOの方が安い場合も少なくありません。
作る手間とハードルについては、パーツの選び方や組み立て方を理解するのに一定の知識やスキルが必要です。また、組み立てに失敗すると、故障の原因になる場合もあります。
トラブル発生時の原因究明については、パーツ間の相性や電源不足など、原因が特定するのが難しい場合があります。そのため、メーカーやショップに問い合わせても、すぐに解決できないことも少なくありません。
これらの理由から、以下の条件に当てはまる人は、自作PCを「やめとけ」というアドバイスを参考にした方が良いでしょう。
- パソコンの知識やスキルがあまりない
- パソコンにかける時間や手間をかけたくない
- トラブルが発生したときに自分で対処するのが難しい
やめとけと言われる中で自作PCが向いている人
一方で、以下の条件に当てはまる人は、自作PCを検討してみても良いでしょう。
- パソコンの知識やスキルを身につけたい
- パソコンのカスタマイズを楽しみたい
- トラブルが発生したときに自分で対処したい
また、自作PCのメリットとしては、以下のようなものが挙げられます。
- 予算や用途に合わせて、自分だけのパソコンをカスタマイズできる
- パーツの故障や性能不足を、自分で簡単に交換やアップグレードできる
- パソコンの構造や仕組みを理解できる
これらのメリットを重視するのであれば、自作PCは検討する価値があるでしょう。
自作PCを作るときの手順
自作PCを検討するなら、まず以下のステップを考えてみてください:
- 目的を明確にする: PCを使用する主な目的に合わせて部品を選びます。ゲーミング、動画編集、プログラミングなど、目的によって必要なスペックが異なります。
- 予算を設定する: どれだけの予算があるかを確認し、それに基づいて部品を選びます。予算を守りつつ、必要な性能を確保するのが重要です。
- 部品の調査: 各部品の性能や信頼性について調査し、ユーザーレビューや専門家のアドバイスを参考に選びます。
- 互換性を確認する: 選んだ部品が互換性があるかを確認しましょう。メモリやグラフィックスカードなどの相性に気を付けます。
- 組み立て: 組み立てには静電気対策や注意が必要です。YouTubeなどのガイドを参考にしながら、ゆっくりと組み立てていきましょう。
もし初めての自作PCなら、ビギナー向けのガイドやフォーラムを利用すると役立つでしょう。
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